工場や倉庫では鳥の糞が商品に付いてしまうことにより商品そのものの価値が無くなってしまう他、気付かずに出荷してしまうと大規模なクレームに発展してしまいます。
商品に付いた鳥の糞を掃除するにも人の手がかかり、結果として人的コストがかかります。1日1時間程度の掃除を毎日行ったと仮定した場合、膨大なコストが発生している事となります。
多くの人が集まる場所の通路、壁面や窓ガラスに、鳥の糞が付着し、外観を大きく損ねることになります。鳴き声などによる騒音被害も発生します。
鳥の糞には酸成分が含まれています。少量がかかるだけであればそれほど大きな問題にはなりませんが、大量の糞となると決して無視できる問題ではなくなります。大量かつ長期間になると、金属の腐食による建物の劣化‥資産価値の低下を引き起こします。
鳩そのものが寄生虫や病原菌を持っていることもありますが、鳥の糞が原因で発生・感染する病気もあります。従業員や関係者の健康を守るためにもしっかりとした対策が必要です。
例としてゴキブリは鳥の糞も餌にします。鳥の糞をそのまま放置することは、ゴキブリの食事を用意する事と同じです。人間にとって不快なことはもちろん、衛生面でも大きな問題となります。